正五角形の作図

問題 15 / 16難しさ ★★★★ 挑戦お手本 11手

問題:中心O、点Aを通る円に内接し、Aを頂点の1つとする正五角形を作図しましょう。直線ℓはOを通り、OAに垂直です。

道具を選んで、点をタップ(クリック)して作図します。線や円の交点は自動で点になります。何もない所をドラッグすると図を動かせます。

作図の手順

手順を表示する(ネタバレ注意)
  1. Rは直線ℓと円の交点です。Rを中心に、Oを通る円をかきます。
  2. 円どうしの交点を結ぶと、ORの垂直二等分線です。ℓとの交点をMとします。(OM は半径の半分)
  3. Mを中心に、Aを通る円をかき、ℓとの交点(左側)をNとします。
  4. Aを中心に、Nを通る円をかき、もとの円との交点をB、Eとします。ANが正五角形の1辺の長さです。
  5. Bを中心に、Aを通る円をかき、もとの円との交点(A ではない方)をCとします。
  6. Eを中心に、Aを通る円をかき、もとの円との交点(A ではない方)をDとします。
  7. AとBを結びます。
  8. BとCを結びます。
  9. CとDを結びます。
  10. DとEを結びます。
  11. EとAを結べば、正五角形の完成です。

なぜこれで作図できるのか

解説を表示する(ネタバレ注意)

半径を1とすると、OM = 1/2、OA = 1 なので MA = MN = √5/2、ON = (√5 − 1)/2 です。

三平方の定理より AN² = ON² + OA² = (6 − 2√5)/4 + 1 = (5 − √5)/2 です。

一方、半径1の円に内接する正五角形の1辺の長さは 2 sin 36° で、その2乗もちょうど (5 − √5)/2 になります。だからANは正五角形の1辺に等しく、円周をこの長さで区切っていくと正五角形が得られます。

ちなみに ON = (√5 − 1)/2 ≒ 0.618 は、同じ円に内接する正十角形の1辺の長さで、黄金比の逆数でもあります。

豆知識

正五角形の作図は古代ギリシャから知られていました。一方、正七角形や正九角形はコンパスと定規では作図できません。正十七角形が作図できることを発見したのは、18歳のガウスでした。くわしくは作図できない問題へ。

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